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2014年5月28日 (水)

書生生活6 正月、そして花の咲くころ

書生とは、同郷の先輩や有力者の家で玄関番などをしながら勉強する青年、学僕

(日本語大事典より)

 

長い間の掃除、戸の開閉等々、その家で働く者達の楽しみと言えば、正月である。

この時とばかり人が押し寄せる。

2階の3つの10畳の間の襖(ふすま)を全て外し、大広間を作り、お膳を数台と座布団(ざぶとん)を並べ・・・

この時お勝手は大混乱。書生とその時に手伝いに来ている女中達と

1階2階を往復して食べ物や酒を運ぶ。

1日が終わり、2日目も3日目も、あの除夜の鐘を聞いて過ごした静かな夜は何だったんだろう。

とにかく大忙し、息つく暇もない。

正月も7日明け、残った美味しい物を分けてもらい、正月だからお屠蘇(おとそ)を一杯もらう。

やっと束の間の一息。数日後から学校が始まる。

この年の暮れに御主人様から洋服を頂いた。

セーター、シャツ、ズボン、しかし靴は無く、相変わらず下駄を組み合わせた。

奥様からはこの大切なセーター、つまり毛の物は、押し洗いし、布で水気を取り陰干しをすると長持ちすると教わった。

正月の他に多くの人が来るのは、庭の藤の木の花が咲いた時、皆はその花の下で宴会をする。

また桜の時季も同様、その時はやはり商品作りに貢献している内職人、外職人、外商人等の宴会場になる。

「いつも御苦労様」と奥様がお酒をついで歩く。

しかしこの楽しい時から若い内職人も結婚し、その寝泊り場から離れていった。

いつの間にか丸いお膳の食事は書生一人となって、淋しさを感じた。

Photo2008/4/14 隣の枝垂れ桜  (透明水彩 545mm×788mm)

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