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2013年11月11日 (月)

魔法使い その5

5_1

昔、フランスに住んでいた頃、タイプライターというのは便利な物だな、と思った。

日本のように、ひらがな・漢字の世界では考えられなかった。

フランスの会社の社長が秘書を呼び、手紙の文を読み、

ディクテ(速記)をしてタイプライターで打ち、仕上がった物を社長に確認を取り

社長がその綺麗な文字の紙面にサインをする。

こんなにタイプライターは簡単に綺麗な文章が打てる。

これを羨ましく思ったが、何年前のことだろう。

日本もワードプロセッサーという機械が出来、

ローマ字入力で変換すれば、漢字・ひらがなの文が印刷されて出来る。

しばらくすると、表計算が出来る機械が出来、そして

パーソナルコンピューターの小型のモバイルギアという物も出来た。

僕はどこでも原稿を打ち、どこからでも出版社に原稿を送ることが出来るようになった。

その連載物が終わったと同時に、僕はパーソナルコンピューター、モバイルギアから手を引いた。

理由は簡単、車の免許が「眼鏡使用」になったから。つまり、目が悪くなった。

画家の目が悪くなる。これは致命傷だ。

次に漢字を忘れるようになった。つまり変換と言う魔法に掛かってしまったからだ。

今の人は、電子辞書・パーソナルコンピューター、

全てあのプラスティックのボタン(キーボード)の感覚しか、指が分からなくなったのでは。

物を買うにも、触れることなく履くことなく、身に付けることが出来る魔法がある。

何ということだろう。物を買うのに、手に触れることなく購入する。

最近の若い絵描きが、絵の質が分からなくなってきている。

学生が辞典の紙の質感も分からない。全て魔法に掛かっている。

デザイナーも質が分からない時代。

魔法使いは人間から感触を取り除く魔法を掛けているとしか思えない。

僕はやはり、四百字の原稿用紙を愛し、万年筆のインクの香りを愛し、

インク漏れの掃除も、そして画材屋でお気に入りの画用紙の質を手で触れて注文し、

パレットの混ぜ合う絵の具の色を、そして筆のタッチをこよなく愛している。
5_2

僕は決して、コンセント等に差し込まれたり

または電池等で動いてはいない。

しかし、便利な時代の魔法は解けそうにないな。

だから僕のアトリエには、音のある物、近代の機械等何も無い。

恐ろしい魔法使いからさよならをしている。

魔法に掛けられた習慣も、常に変えるようにしている。

では皆さん、魔法だと思って今を見て下さい。

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