テルーススタイル 12
テルースはペタンコなブーツをコレクションの中に必ず入れた。
フランス語で「ブーツ キャバリエール」(乗馬ブーツ)。
たまたま前回、タニノクリスチーのブーツ修理の相談を受けた時
他のブーツも見せてもらったら、このテルーススタイルのブーツがあった。
ブランドはシャルル・ジュルダンで、
工場はアドリアーノ・フォッシーであった。素晴らしい。
金具とベルト付きで品のある。
それも未だにしっかりと立っている。
保管もちゃんとして、もちろんブーツキーパーも入っており、
下駄箱に吊るしてある、というのも正しい。
素材は最高のカーフに、裏も革、故
劣化もしておらず、どこも壊れたところは無い。
やはり質の追求こそ、現在求められている物だと思った。
ケミカルの安い物は、長くは持たない。
良い物を大切にしてこそ、長く長く主人と共に人生を歩む。
このブーツもその人と三十年過ごしている。
これが秋のテーマ「BCBG」かも。
しかし、もうこのような素材は手に入らないだろう。











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