靴にまつわる不思議な言葉 2 ~化粧
化粧(けしょう)とは、ヒールの先に付いている
大半が黒いプラスティックの物。
それが減ったら修理して取り替える。
何故、「化粧」と言うのだろう・・・?
これはアンティックの靴の底。
見えますか、底にあるステッチ飾り。
もっと近くに寄ると・・・。
底の真ん中くらいに一本、ヒールの付け根に一本、
ステッチが見えるかな?
これは、アッパーと底を付け、靴として出来上がった時
職人さんが底に飾り付けをするのです。
ある時は底の周りに刻みのような物を入れたり、
この写真のようにステッチを入れたり。
底だから履いたら消えてしまうのに、と思うでしょうが
きっと「心を込めて作りました。大切に履いて下さいネ。」と
職人の心を秘める物なのでしょう。
そして最後に
底のお化粧が終わりました、と言うように
ヒールに化粧を打つのです。
綺麗な話ですよね。聞いて感動!!
今日、三月三日のひな祭りに
女の子にこれを送ります。












妻のパンプスの裏を見たとき、(日課のお手入れ中・・・。)先にゴム(先パッチ)がついていました。後からつけたものらしいですが、妻の靴をいたわる気持ちを考えると、その先ゴムのことも「化粧」と呼んでもいいような気がしました。いかがでしょうか?
また、これも職人さんの「主張」かもしれませんが、パンプスの敷革をはがすと、中底に「井上」とか「木村」とか人の名字らしき文字をよくみかけます。あんなに綺麗で華奢な靴の隠れた部分に人の名前らしき文字が隠れているとは・・・なんだかミステリーですね。美女と野獣な感じのこのアンバランス感を僕は結構気に入ってます。
投稿: KM太郎 | 2010年3月 3日 (水) 09:56
相手が気づくか気づかないかの所に
想いを込める・・・
とても粋ですね。
モノ作りへの誇りが感じられ、
使う側も「大切にしたい」との想いが
一層増しますね。
言葉でなく、靴を通じての会話のようで
とても素敵なお話ですね。
雛祭りに素敵なお話をありがとうございます。
投稿: マイケル | 2010年3月 3日 (水) 12:28
こんにちは。今日はいい天気ですね。
こんな日は綺麗な靴を履いて散歩でもしたい気分になります。
靴のメンテナンスも大切ですね。私も靴は綺麗にしているつもりですが、
もっと大事にしてあげなければなりませんね。
この靴のように私の靴も綺麗に化粧をしてあげないといけませんね。
とてもいいことを教えていただきましたありがとうございます。
投稿: Frogman | 2010年3月 3日 (水) 13:30
KM太郎 様
コメントありがとうございます。
先にゴム・・・
靴の先を減らさないようにする
「先小当」という修理名称かな。
紳士物等、先に付いている物もありますネ。
仕上げ検品、または工場によっては
ヒール付けをした人の名前が入ることがあります。
製造年月日が入っている物もあります。
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月 3日 (水) 16:54
マイケル 様
いつもコメントありがとうございます。
まだまだ業種によって
不思議な言葉が沢山あります。
ゆっくり調べて、楽しい物を披露していきますネ。
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月 3日 (水) 16:55
Frogman 様
コメントありがとうございます。
やはり人間は立って歩く動物なのです。
その大切な道具「靴」は
常に奇麗にしててあげたいものです。
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月 3日 (水) 16:56
靴って消耗品ですよねぇー こんなに繊細なお話しがあるなんて
かなり!びっくりして・・素敵な思いがあるんだなーっと感激です。
何だかこれから靴底とかデザイン以外のところが気になりそうです。
履くだけでなく愛でるシューズとかパンプスとかあったら楽しいですね。
あやしい趣味になってしまうかしら(笑)・・・
投稿: ニコ・ロビン | 2010年3月 3日 (水) 23:25
ニコ・ロビン 様
コメントありがとうございます。
人間が作り出す物には
それに携わった人の心が入っているので
大切にしないと・・・。
消耗品とはいえ、次に修理の手が加わると
また新たな人生を歩んでいくのです。
これからも不思議な言葉シリーズをお楽しみに。
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月 4日 (木) 14:00