球音を楽しむ日 2
前回も書いたが、応援の鳴物を禁止し
ボールを受ける革のミットの音、
バットがボールを弾き返す音を楽しむ、という一日。
音と言うのは大事だ。
同様に今日も原稿用紙に鉛筆で書く音を楽しんでいる。
巴里の人気(ひとけ)のない石畳を歩く靴音。
時々通る車のライト。
靴音の「コツコツ」が、建物と夜の中に響き渡る。
急に、ゆっくりのコツコツが早くなる。
すると反対側からもう一つの
少し重いコツコツが近付いてくる。
これは男と女の出会いですね。
そのコツコツが止まり、「ボンソワール シェリー」
なんて言って、フランス映画ではないですか。
もちろん今日の日本でたまに見かける、
踵がスポスポ脱げながら靴を履いている人はいないので
あの擦れる雑音は無いのです。
音、色を楽しんでいますか?
たまにはPCに頼らず
鉛筆で書いたその原稿用紙に赤鉛筆で修正。
グレーの鉛筆と赤の美しさ。
修正するのが楽しくなる。
美しい音と言えば、
オートクチュールの洋服の衣擦れの音。
ひょっとして、歌舞伎・能の世界でも
衣擦れの音が聞こえるかも。
冷たい静かな山の中で描く水彩。
絵の具の付いた刷毛で画用紙にシュッと塗る音。
デッサンの洋服のしわを描く時の凄く早い鉛筆音。
大切なことを忘れてしまいそうな今日。











何気ない日常でも耳を澄ますと
今までと違って感じたりしますね。
外出でもイヤホンを外して
いつもよりゆっくり歩くと
街の雰囲気をより感じられます。
いつもと同じに過ごしてしまいがちな日々に、
このブログを拝見すると
丁寧に毎日を生きようと思います。
投稿: マイケル | 2010年3月10日 (水) 13:40
毎日をたいせつに生きることをさりげなく教えてくれるブログ。
一人でポチポチ歩いていると妙に五感が研ぎ澄まされ。。匂い、音、、色、光、、体が自然に導いてくれる。
今朝、我が家の小さなバルコニーのプランターに親指大の真っ白い鳥の卵が一つ産み落とされていました。その美しい無垢な白卵にハッとしました。
早く親鳥がきてくれたらいいのに、、。
また、読ませていただきます!
投稿: matsue | 2010年3月10日 (水) 18:20
マイケル 様
コメントありがとうございます。
おっしゃる通り現代の機械化の物を全て取り除くと、
自然の色・音に触れることができ、
新しい物が生まれる要素となってくるでしょう。
毎日丁寧に生きること
大切です。
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月10日 (水) 19:28
matsue様
コメントありがとうございます。
雪の日の朝、
あまりの静けさで目を覚ますと
屋根に積もった雪の白さと、音の無い世界に驚きを感じます。
大切ですね、美しいものに感動すること。
卵の親鳥は来てくれましたか?
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月11日 (木) 09:10
日々の何気ない気づきは人生を豊かにしてくれますよね。
ちなみに、僕も鉛筆派です。鉛筆を削る音でなんともいえない安心感を得ることができます。
同時に削りカスの香りを嗅ぐと懐かしい気持ちにもなります。
今日はどんな発見があるか楽しみです。
投稿: KM太郎 | 2010年3月12日 (金) 09:54
KM太郎 様
コメントありがとうございます。
鉛筆派ですか、良かった。
時代に自分だけが残されているかと思っていました。
どうもシャープペンの芯がポキポキ折れるのも
嫌いでして・・・。
六角形の鉛筆も良いですが、丸の赤鉛筆も試して下さい。
投稿: アッシュ・テルース | 2010年3月12日 (金) 11:49