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2010年3月10日 (水)

球音を楽しむ日 2

前回も書いたが、応援の鳴物を禁止し

ボールを受ける革のミットの音、

バットがボールを弾き返す音を楽しむ、という一日。

音と言うのは大事だ。

同様に今日も原稿用紙に鉛筆で書く音を楽しんでいる。

巴里の人気(ひとけ)のない石畳を歩く靴音。

時々通る車のライト。

靴音の「コツコツ」が、建物と夜の中に響き渡る。

急に、ゆっくりのコツコツが早くなる。

すると反対側からもう一つの

少し重いコツコツが近付いてくる。

これは男と女の出会いですね。

そのコツコツが止まり、「ボンソワール シェリー」

なんて言って、フランス映画ではないですか。

もちろん今日の日本でたまに見かける、

踵がスポスポ脱げながら靴を履いている人はいないので

あの擦れる雑音は無いのです。

音、色を楽しんでいますか?

たまにはPCに頼らず

鉛筆で書いたその原稿用紙に赤鉛筆で修正。

グレーの鉛筆と赤の美しさ。

修正するのが楽しくなる。

美しい音と言えば、

オートクチュールの洋服の衣擦れの音。

2_3

ひょっとして、歌舞伎・能の世界でも

衣擦れの音が聞こえるかも。

冷たい静かな山の中で描く水彩。

絵の具の付いた刷毛で画用紙にシュッと塗る音。

デッサンの洋服のしわを描く時の凄く早い鉛筆音。

大切なことを忘れてしまいそうな今日。

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コメント

何気ない日常でも耳を澄ますと
今までと違って感じたりしますね。

外出でもイヤホンを外して
いつもよりゆっくり歩くと
街の雰囲気をより感じられます。

いつもと同じに過ごしてしまいがちな日々に、
このブログを拝見すると
丁寧に毎日を生きようと思います。

毎日をたいせつに生きることをさりげなく教えてくれるブログ。
一人でポチポチ歩いていると妙に五感が研ぎ澄まされ。。匂い、音、、色、光、、体が自然に導いてくれる。
今朝、我が家の小さなバルコニーのプランターに親指大の真っ白い鳥の卵が一つ産み落とされていました。その美しい無垢な白卵にハッとしました。

早く親鳥がきてくれたらいいのに、、。

また、読ませていただきます!

 
 
マイケル 様

コメントありがとうございます。
おっしゃる通り現代の機械化の物を全て取り除くと、
自然の色・音に触れることができ、
新しい物が生まれる要素となってくるでしょう。

毎日丁寧に生きること
大切です。

 
 
matsue様

コメントありがとうございます。

雪の日の朝、
あまりの静けさで目を覚ますと
屋根に積もった雪の白さと、音の無い世界に驚きを感じます。
大切ですね、美しいものに感動すること。

卵の親鳥は来てくれましたか?

日々の何気ない気づきは人生を豊かにしてくれますよね。
ちなみに、僕も鉛筆派です。鉛筆を削る音でなんともいえない安心感を得ることができます。
同時に削りカスの香りを嗅ぐと懐かしい気持ちにもなります。
今日はどんな発見があるか楽しみです。

 
 
KM太郎 様

コメントありがとうございます。

鉛筆派ですか、良かった。
時代に自分だけが残されているかと思っていました。
どうもシャープペンの芯がポキポキ折れるのも
嫌いでして・・・。
六角形の鉛筆も良いですが、丸の赤鉛筆も試して下さい。

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